ブルーベリーとは
ブルーベリーはおよそ13,000年以上前から存在する最も古い果物のひとつで、ツツジ科スノキ属の多年性植物で世界中に450種類以上が分布しています。
北アメリカでは古くから食用とされてきたが、20世紀に入り果樹としての品種改良が進み、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローブッシュ系の交配により多くの品種が育成されています。
北アメリカは、世界の中でも主要なブルーベリー産出地であり、現在では世界の産出量の90%近くを占めるまでになっています。
栄養成分・効能
ブルーベリーに含まれるアントシアニンには目の網膜視細胞で光を伝達するロドプシンの再合成を促進する働きがあるといわれている。
目の疲労をやわらげ視力低下を防ぐとともに、視力を向上させるものといわれている。
また、アントシアニンはポリフェノールの一種で、ガンや様々な生活習慣病の原因にもなっている活性酸素を抑制する効果がある。
主な栄養成分(可食部100gあたり)
カロリー(48kcal)
脂質(0.1g)
タンパク質(0.5g)
食物繊維(3.3g)
カロチン(55mcg)
ビタミンA(31IU)
ビタミンB1(0.03mg)
ビタミンB2(0.03mg)
ビタミンC(9mg)
ナイアシン(0.2mg)
ナトリウム(1mg)
カリウム(70mg)
カルシウム(8mg)
リン(9mg)
鉄(0.2mg)
主な効能
高血圧予防、動脈硬化予防
眼精疲労改善、視力回復
がん予防、便秘改善