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パイヤ日記 from レタスクラブ

 						
レタスクラブ編集部 西村です。

突然ですが、4泊6日でハワイ島にパパイヤの取材に行ってきました。

ハワイ? パパイヤ? いいなぁ~って思ったでしょう?
私だって編集長からと言われたときは一瞬うれしかったですよ。

でもね、ちょっと待って。

いったいパパイヤの何を取材するの?
栽培のこと? どうやって調理するか?
そもそもパパイヤってレタスクラブでも、あまりなじみがないし。
どうしようどうしようと思いつつ、たまった仕事に目をふせつつ、
出発当日がやってきてしまった。


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ということで、本日から5日にわたって、パパイヤ日記 in HAWAIIを
お届けします。まずは初日から。

ハワイ島・ヒロに到着!

成田空港からまずはオアフ島へ、
そして国内線で乗り継ぎハワイ島・ヒロ空港に約9時間かけて降り立つ。

ハワイ島は四国の半分くらいの大きさで、
ハワイ諸島の中でもっとも大きく、ビッグアイランドとも呼ばれる島。
今なお活動を続ける火山があり、最近はパワースポットとして注目されている。

島の西側に“コナコーヒー”で有名なコナという街があり、
反対の東側にヒロがある。

1年のうちなんと6割も雨が降っているというハワイでも珍しい気候の地域。
ガイドブックを見ると、ヒロは“オールドハワイアン”として
古き良き歴史が今も香る街とある。

日系人も多く、かつては随分とにぎやかだったらしいが、
現在は穏やかな田舎の雰囲気。初めて来たのにどこか懐かしい感じる、
それは小さなヒロの空港からも伝わってくる。







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オープンマーケットでテンションが上がる!

今回のツアー主催者は、
ハワイ島のパパイヤ農家や出荷する工場の方々からなる
ハワイ・パパイヤ・インダストリー・アソシエーション、通称HPIA。

彼らがあちこち連れて行って、説明してくれることになっている。
日本からツアーに参加しているのは、海外のフルーツを仕入れ、
市場や量販店に卸す会社や市場の仲卸の方など流通のプロばかり。
レタスクラブ編集部の私は、完全にアウェイ・・・。

不安に駆られながらもワゴンに乗り込み、
まずはパパイヤが売られているオープンマーケットへ
直行することになった。

飛行機の中で、賑やかな中国人一家に囲まれたため、
一睡もできずどんよりしていたのだが、
オープンマーケットに来て俄然元気が出てきた。

だって野菜、果物、はちみつ、ジャム、お惣菜・・・
色鮮やかな食べものがいっぱい! いいにおい! おいしそう! 試食もあるー!





日本の食材とは大きさが違うなぁ、鮮やかだなぁと感心しながら歩いていると、
間もなくパパイヤを発見。
箱の中で山積みになって、あちこちのテーブルに並んでいる。
パパイヤだけ売っている店もある。ひいき目(?)かもしれないが、
バナナよりアボカドより、パパイヤの量が多かったように見えた。





それだけパパイヤは、ハワイの人にとって日常的で、
なくてはならないフルーツなんだろうということが、
ぼんやりした時差ぼけの頭でも分かった。


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ファーストパパイヤは寿司で!

そんなパパイヤは、その夜ロール寿司となって目の前に現れた。



ハワイで初めて食べるパパイヤである。

サーモンやきゅうりと一緒にすし飯で巻かれ、
さらに薄切りのパパイヤとアボカドが上に連なっている。

日本からやってきた私たちのために、特別に注文してくれたものらしく、
ハワイ島に住む方々も初めて食べるということだった。

エスニック料理などでパパイヤサラダはすでにおなじみだが、
それは熟す前の青い状態を使っている。

しかし、ハワイでのパパイヤはあくまでもフルーツという認識で
甘く熟したものなのだ。
だからロール寿司になった姿を見て「え~」と顔をしかめる人もいた。

ところが、わさびじょうゆにつけて実際に食べてみると、
さわやかな甘さがすし飯と合っておいしい。
鮮やかなオレンジ色の見た目もアボカドに負けてない。

パパイヤロールが、いつかカリフォルニアロールを凌ぐ日が
来るかもしれない!?


・・・2日目に続く