ブドウとは
およそ5000年前から栽培の歴史は古く、その品種は1万近くもあり、世界中の広い地域で最も多く生産されている果物です。
しかし、世界のブドウ生産量の約80%がワインの原料として消費されています。その中で、日本では栽培された約90%が生食用であり、巨峰・ピオーネ・デラウェア・ネオマスカット・甲斐路などが代表的である。
また、輸入ブドウとしては、カリフォルニア及びチリから、大粒のレッドグローブ(茶皮)・トンプソンシードレス(緑皮)が代表的で人気がある。カリフォルニア州では、1700年代からブドウ栽培が始まり、55種類の品種が全米のブドウの97%が同州で生産されている。
栄養成分・効能
糖質・カリウム・カルシウム・ビタミンC、B1・鉄・亜鉛・銅などのミネラルも含まれることから、ヨーロッパでは「畑のミルク」と呼ばれる健康食材として知られている。
また、ブドウの皮に含まれるポリフェノールには、アントシアニンやレスペラトールがあり、視力回復・肝機能調整・血圧降下などと抗酸化作用が知られ、ぶどうの果糖やブドウ糖は体内に入るとすぐに吸収されエネルギー源になるため、疲労回復や栄養補給に効果がある。
主な効能
疲労回復、視力改善(赤ブドウ)
高血圧予防、動脈硬化予防
心筋梗塞予防、脳梗塞予防、がん予防